スポーツ利権

日本のスポーツ文化は 残念ながらかなりレベルの低いものです。
スポーツを生活の一部として楽しむ文化は いまだ根付いていないでしょう。
従って 個々の用品を単発で販売しても 大きな利益は得られ難いわけです。

そこで昔からスポーツ店・業界は 学校やクラブ組織などへ 一山いくらで大量に売る方法を取ってきました。
まるで公共事業の入札のようなものですが 公共事業ではないので 上の人にいろいろあげて注文を取っても汚職にはなりませんしね。
もちろん商品の質は二の次の話です。

さらにオフィシャル というものがあります。
これは 組織にメーカー(輸入代理店)がオフィシャル料を払い公式用品として認定されるものです。
これに加入していないと 選手も大会等でそのメーカーは使用出来ない事になっています。
ウェアの場合 ン千万円ですが さらに背中に「J○PAN」と付いたウェアを数百着無償提供しなくてはなりません。
さらにさらに 各地方の団体等のお偉い方々などへも 無償提供して 選手への契約金やら何やらで 相当な金額が掛かります。
まともな商品を作っていては 元が取れませんね。
安いと思っていたウェアに かなりの部分こういったコストも掛かっている事をお忘れなく。
まぁ そんな事を知らなくても 対価としてはかなり高い買物だと思うのですが。

国産と言う事が悪いのではなく こういう仕組みが悪いのであり 利益優先の商品を作り 数社で業界を独占している企業が悪いのです。
普通の商品をまともに売ると商売にならないのは悲しい事です。
例えば 添加物だらけの食品を大手が作って それがメジャーなように。

バブルの時期 スキーブームの頃は スキーやブーツなどを並行輸入で仕入れ 定価の半額と言って売っていましたが 実はそれが欧州の定価ぐらいの価格です。
向こうで5万円ぐらいで売られている殆どの有名ブランドスキーのトップモデルを 10万円の定価を付けている方がおかしいのです。
もちろん 関税や輸入代理店契約でコストが掛かるので 販売価格は6-7万円にはなるでしょうけれど それがまさに3割4割の値引き当たり前の実態です。

もちろん 世界に全く通用しない商品をその価格並(または上で)で さも素晴らしい商品のように 組織ぐるみでまるで洗脳のような販売をしているのは もはや犯罪的でしょう。

Home